KING OF PRISM by PrettyRhythm おうえん上映
Twitterで「なんかすごかった」「尻から蜂蜜が出て腹筋が6つに割れる」「キンプリはいいぞ」という情報をもらい「じゃあ一回見てみるか」と初見で応援上映に行ってきました。
個人的には初見が応援上映でよかった…と思う。この映画、ノーリアクションはきつい。
サイリウムOK!とありますが、キンブレは必需品だと思います。
あの一体感を味わうためのマストアイテム。
あと、電池も新しい物にしましょう…前日あれこれやっていたせいか、冒頭で電池切れて入れ替えるはめに…
私が見に行った回ではコスプレはいませんでしたが、蜂蜜のど飴を配るエリートさん(しかも男性)がおられました。なんだこれ。
噂には聞いていたけど予告からすでに応援は始まり、映画泥棒では赤いキンブレがぐるぐるまわり、冒頭の制作会社などのテロップで\タカラトミー!/\タツノコプロー!/とノリノリの周り…というかさっきのど飴配ってた人だ。斜め前にいた。
唐突にはじまる意味が分からないコンサート映像と謎の演出。♡がナイフか何かでぶっ刺してくるかのような怒涛のコンサート。やたらいい姿勢でスケートのジャンプを決めるアイドル。かと思ったらいきなり天蓋付きベッドで目覚めるわ自転車ニケツのときめきシーン来るわでなんだこれ。
スケオタ目線としては「助走もなしに何回転してんだこいつらー!その演技構成では駄目だ!!滑れ!!」と突っ込みたかった。(そこか)
冒頭から全力疾走。出力120%の最初からクライマックスで、映画に没入でき…ると思ったのに、のっけからキンブレ電池切れ。慌てて電池を替えたのですが、その間になんか色々あったのに全然見られず悔しい思いをすることに。
コンサートの前にキンブレの電池は新しい物にしましょう!!!!私みたいな思いをすることになるよ!!!
プリズムにきらめくライブパートが終わった後、冷静に始まる物語。…冷静?
「ここがエーデルローズか~」と親切な説明セリフと共に古風な洋風建築の寮の前に立つ主人公、シン。
寮から出てくる花魁(ではないと思うけどそんな印象)だのラッキースケベ(声が男やん、と思ったらやっぱり男だった)だの木の上から登場する斜に構えた一匹狼キャラだのなんだこれ。
次々と現れるキャラの登場に頭とキンブレが追いつかない。
応援上映だと、花魁が出てきたら\ユキノジョウ!!/\国立屋!/と声援が飛び、ラッキースケベが起こって「女の子もいるんだ~」とぽわぽわしてる主人公に\そいつ男だよ!!/とヤジが飛ぶ。
よっぽど口汚いものやキャラを貶めるものでないかぎり、ヤジやツッコミはフリーダムに許されると思います。映画の内容もだけど、ツッコミにも笑ってお腹痛い。
キンブレはライブパートだけでなく、日常パートでも使用されるので油断はできません。最後のとある場面以外は付けておきましょう。
各キャラの色や合いの手のタイミングなどは、ここを参考にするといいと思われます。
はじめてのキンプリ応援上映が不安?でも大丈夫!応援上映であるといい持ち物&主な声援や合いの手まとめ
最新版のキンブレだと色の微妙な変化、順番の変更などもアプリで変更可能です。なんだこれ。
エーデルローズはキラキラ輝いて誰もが憧れる場所…だと思ったら実際は別のプロダクション、グロリアス・シュワルツに主要メンバーを引きぬかれ、尻に火が突いた斜陽の状態。それでもめげずにトップアイドルOver the Rainbow(以後オバレ)たち。
いろんなことが語られるんだけど、正直頭に残らない。キンブレの色を替えること、振ること、ツッコミに笑うことにいっぱいいっぱい。
とりあえず法月仁というCV三木眞一郎のいかにも小物悪役なキャラが出てきたら、キンブレの色を青に変え、ムチの動きに合わせて振ると楽しめます。
「大事なのは格ゥ↑」のタイミングが合わず、悔しい思いをすることに…><
中盤のダンスバトルEZ DO DANCEは圧巻。もうこの辺では完全にプリズムのきらめきに包まれていました。アレクの紫、カヅキの緑、応援したいキャラのテーマカラーを振って応援。私が見た回では圧倒的に緑優勢。会場によってはアレク優勢だったり二分されてたりするらしく、Twitterでは様々な反応が。毎回確かめたくなりますね!!
EZ DO DANCE!! FOO!(合いの手)
EZ DO DANCE!! FOO!(合いの手)
キンブレ振ったり合いの手入れたり超楽しい。プリズムのきらめきに包まれた私に恥じらいなどない!
ここで噂の「尻から蜂蜜が出て腹筋が6つに割れ、巨大な剣を弾く」が見られます。なんだこれ。
このEZ DO DANCEのアレンジが最高にかっこいい。今すぐ欲しかったのに4月27日発売……
ところどころでtrfの曲名が出るんだけど、これ女児向けアニメだよね?対象年齢間違えてないよね?
……あ、お母さんが娘と共通の話題にできるの、かな?
(自分が女児向けアニメを見る娘がいてもおかしくない年齢という巨大な剣を食らって立ち上がれない)
その後、オバレの解散発表、ラストライブ、ハリウッドに向かうコウジ。スクリーンの中からも外からも「行かないでー!」「解散しないで!」の声。あっという間にきらめきが消える画面。そして消えていくキンブレ。
ここからが怒涛の展開とともに圧倒的なエンディングを迎えるのですが、ここでシンが叫んでいた「オバレを初めて見た時に感じたときめきを、みんなに伝えたい」というようなセリフを未成年の主張を思わせる場所で叫ぶのですが、「ああ、これがみんなが本当に伝えたかった事なのかな…」とすとんと納得。
ただただ素晴らしいものに触れた時のときめき、感動。これを(かなり斜め上の方向に)みんなに伝えたい。
それがKING OF PRISMという作品。
エンディングではキンブレの色を替えるのもお手の物…と思ったら最後に大爆弾。ああもうなんでこれ座ってないといけないの!!!
見終わったあと、めっちゃ疲れてました。
うまく文章化できてる自信はまったくありませんが、見られてよかった。参加できてよかった。
みんなが必死に伝えようとしているのがとても良くわかりました。
このときめきを、感動を、誰かに伝えたい。とにかくその思いだけでこの文章を書きました。(絵が書けない)
ただし、冷静になってしまうタイプの人、「好きだからこそダメ出しをする」タイプの人にはむいてないと思います。
あと物語を追うというより一体感を楽しむものなので、話の内容はほぼ覚えることはできません。「プリズムのきらめきに包まれて、尻から蜂蜜が出て腹筋が6つに割れる」としか言えなくなる。通常上映も見ないと…
個人的には梨園の息子、太刀花ユキノジョウが気になるというか好みのどストライク。
こういう伝統と因習に囚われながらも新しい形を模索する異質で孤高なキャラが本当に大好きで、いつ彼がプリズムのきらめきを見せてくれるのかと思ったら 何 も な し … !!!
これはもうあれか。「推しキャラのプリズムのきらめきに包まれたい!!」と思ったら、映画を見た時にもらった投票券で一票入れるしかないのか。
これが総選挙…!!!
今度は新しい電池を入れたキンブレで、法月仁の「格ゥ↑」に合わせて青いキンブレを掲げたいです。
キンプリはいいぞ。